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2024年4月住宅ローン金利(都市銀行・ネット銀行)

2024年4月都市銀行

☛2024年4月の住宅ローン金利

(都市銀行・ネット銀行)


3月に日本銀行がマイナス金利を解除した後の

最初の住宅ローン決定月となりましたが

変動金利については以前低い水準を維持しています


長期固定金利については

戦略的に下げている金融機関も一部ありますが

全体としては上昇傾向です




【変動金利 都市銀行の比較】

※敬称略

銀行
新規借入
(金利優遇)
借換専用
(金利優遇)
三菱
0.345%
(▲2.13%)
0.345%
(▲2.13%)
三井
0.475%
(▲2.0%)
※ZEHは
0.425%
0.475%
(▲2.0%)
みずほ
0.375%
(▲2.1%)
0.375%
(▲2.1%)
りそな
0.340%
(▲2.135%)
0.340% 
(▲2.135%)


【変動金利 ネット銀行の比較】

銀行新規借入借換専用
住信
SBI
(自己資金
2割以上)
0.298%

(自己資金
2割以下)
0.325%

(物件価格超
の借入)
0.349%
0.32%
SBI
新生
0.29%

※10月末融資実行分までのキャンペーン
0.29%

※10月末融資実行分までのキャンペーン
au
じぶん
0.319%

(au金利優遇)
0.169%
0.298%

(au金利優遇)
0.148%
Pay
Pay
(自己資金
1割以上)
0.315%

(自己資金
1割未満)
0.38%
0.349%
ソニー0.397%

(物件価格超
の借入)
0.447%
0.397%
楽天0.583%0.583%


【10年固定金利 主力行の比較】

銀行


新規借入
(11年目以降
金利優遇)
借換専用
(11年目以降
金利優遇)
三菱
0.98%
(11年目~
▲1.55%)
0.98%
(11年目~
▲1.55%)
三井
1.39
(11年目~
▲2.0%)
1.69%
(11年目~
▲2.0%)
みずほ

1.40%
(11年目~
▲2.1%)
1.40%
(11年目~
▲2.1%)
りそな

1.585%
(11年目~
▲1.555%)
1.585%
(11年目~
▲1.655%)
住信SBIネット

1.198%
(11年目~
▲1.027%)
1.225%
(11年目~
▲1.00%)
SBI新生

0.95%
(11年目~
▲0.9%)
0.95%
(11年目~
▲0.7%)
auじぶん

1.195%
(11年目~
▲0.8%)
1.195%
(11年目~
▲0.8%)
PayPay(自己資金
10%以上)
1.085%
(11年目~
▲1.4%)

(自己資金
10%未満)
1.150%
(11年目~
▲1.4%)
1.150%
(11年目~
▲1.4%)
ソニー1.160%
(11年目~
▲0.65%)
1.160%
(11年目~
▲0.65%)


【35年固定金利 都市銀行の比較】

銀行
新規借入借換専用
三菱
1.73%1.73%
三井
2.43%2.31%
みずほ
1.80%1.80%
りそな
1.525%1.525%


※上記金利はすべて、審査の結果、

最優遇が受けられた場合の金利です。


※各行の商品ラインナップのなかで

最も低い金利の商品となっています。


※金融機関によって

申込要件・審査の難易度に差があります。

上記はあくまでも

金利競争力だけにフォーカスした比較であり

購入する住宅や申込人の諸条件などによって

表示の金利と異なる場合や

申し込みができない場合もあります。


※提携ローンの場合は

上記金利と異なる場合があります。





4月の都市銀行・ネット銀行住宅ローンのなかで

金利競争力のある商品としては


◆10年固定金利

SBI新生銀行 0.95%

三菱UFJ銀行 0.98%


◆35年固定金利

りそな銀行 1.525%


◆変動金利

変動金利については

最優遇金利が0.4%台くらいまでであれば

おおむねどこも遜色ない

魅力的な金利になっているかと

思われます。




あとは

自己資金をいくら用意できるのか

年収に対する借入額の割合、

また購入する物件の担保評価額や

購入ルート(どこから買うか)などによっても

住宅ローンの金利は影響を受けます。


実際、

いざ購入したい物件が決まり

審査を受けてみた結果


A銀行では満額・最優遇金利で審査が通ったけれども

B銀行では減額になった

C銀行では最優遇金利より+0.2%高い結果になった


ということはよくあります。


そのため

金利競争力のある金融機関を

大まかにおさえた後は

実際に検討する物件で事前審査を受けてみて

ご自身が借りられる金利や融資条件を確認した上で

総合的に判断をするようにしてください。


注意点として

まず、多くの人に人気の変動金利ですが

毎月ネット銀行を中心に

金利競争合戦を繰り広げています。


今月一番金利の低い銀行が

翌月は他行に抜かれていたりします。


実際に

住宅ローンを借りるタイミングは

どんなに早くても

申込をしてから1カ月~1ヵ月半後くらいになりますので

申込時に一番金利が低い金融機関に申し込みをしたとしても

借りる時には他の金融機関に抜かれていることもありえます。


このあたりは

あまり最低金利を深追いしても

無駄に終わることもあるので

ある程度の水準までは許容範囲として

余裕をもって

検討するようにしてください。


次に、10年固定金利の注意点です。

10年固定金利は

確実に10年しか住まない

10年後には自宅を売却して一括返済すると決まっている人には

適していますが

10年経過後も返済を続ける人には注意が必要です。


なぜならば

当初10年の固定期間が終了した後は

金利が急に上昇する商品が多くなっているため

最終返済日までの出口戦略を慎重に

計画立てておく必要があります。


10年後に

借り換えを検討する人もいると思いますが

これからの日本が本当に

国や日本銀行が目指す金利のある世界に変わっていくのだとすると

より注意が必要です。


むろん

変動金利にも同じことが言えるのですが

将来の金利上昇に備えて


☑借り過ぎないこと

☑最終返済までの返済計画をしっかり立てておくこと

☑金利上昇に負けない家計管理・資産運用をする


などして

対策をとるようにしてください。




今月のフラット35の金利はこちら

2024年4月住宅ローン金利(フラット35)


過去の金利情報はこちら

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