個人向け国債の金利がだいぶ上がってきました。
株式や外貨建てのリスクをとりたくない人にはいいと思います。
または積極的に株式投資をしている人でも、
資金を3つに色分けして
(すぐに使うお金・10年以内に使うお金・10年以上先に使うお金)
投資をするのが基本ですが
色分けした資金のうち、
さほど増えなくてもいいから変動リスクのない資産に預けておくべき資金
の預け先として候補になるかと思います。
それにしても
個人向け国債の金利と比べると
日本の住宅ローン金利は異常な低さです。
個人向け国債のみならず
世の中のありとあらゆる金利と相対的に比較して見ると
日本の住宅ローン金利がいかに低いかがわかります。
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オリックス定期預金(3年)・・・0.35%
個人向け国債(変動10年)・・・0.57%
米国債券(10年物)・・・・・・4.373%
アメリカの住宅ローン金利(30年固定)・・・6.875%
イギリスの住宅ローン金利(2年固定)・・・5.790%
日本の住宅ローン金利
りそな銀行(35年固定)・・・・・・・・・・1.715%
auじぶん銀行(変動金利)・・・・・・・・・0.148%
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「金利を制する者は運用を制す」といいますが
お金を借りる時の金利は少しでも低く
お金を預ける時の金利は少しでも高く
預け先からもらえる金利 > 借りる先に支払う金利
になるよう常に意識づけていれば
資産は増えていきます。
日本の住宅ローンは
外国人がうらやむ低金利ですが
その中でも少しでも低く借りようと思ったら
・審査に通りやすい物件を選ぶ
・審査で満点がとれるように返済負担率を下げる
(自己資金を増やす、借入額を多くし過ぎないなど)
といった工夫をするのもポイントです。