「ペアローンの利用率は首都圏が約34%、関西圏が約25%」
本日の日経新聞マネーのまなびで
住宅ローンの夫婦連生団信について
コメントさせていただきました
ペアローンが増えているというのも
時代を感じます。
ただ、夫婦連生団信は金利が高くなる
ので要注意です。
夫婦連生団信よりも
民間の保険を活用した方が得な場合もあるし
そもそも連生団信まで必要でない
ご家族も少なくありません。
遺族年金や死亡退職金がいくらでるのか、
遺族の生活費はいくらかかるのかなど
総合的に考慮した
遺族のキャッシュフローをつくって
無駄のないように判断したいところです。
いずれにしても
住宅ローンを借りる時には
65歳までに完済の目途がたつか
夫婦のいずれかに万一のことがあった場合に
残された方はローンの返済を無理なくできるか
加えて
子どもの教育費や
住居維持費などの支払いがあり
生活がなりたつかどうか
家族全員生存の場合のキャッシュフローと
夫婦のいずれかに万一のことがあった場合の
両方のキャッシュフローを作成して
購入後のお金の流れを確認すると安心です
また
我が家もそうでしたが
そもそも住宅購入前のご家庭は
家計に無駄がみられる傾向にあります。
住居費や教育費がまだあまりかかっておらず
自由に使えるお金が多いためです。
新婚夫婦や
住宅購入前の若いご夫婦には
使えるだけ目いっぱいお金を使っている
ご夫婦も少なくありません。
私たち夫婦もそうでした。
それが住宅購入を機に
家計も保険も資産運用の仕方も
洗いざらい見直しをしました。
その結果
それまで家賃に払っていた無駄なお金を
不動産という資産形成に回すことが
できただけでなく
新たな目標に向けて
家族で協力して家計の無駄を無くし
貯蓄・運用をすすめていったので
資産形成のスピードが見違えるほど
早まりました。
住宅購入は
家計やライフプランを見直す
いいきかっけなので
まずは物件探しをする前に
きちんと家計を把握し適切な予算や
安全かつ効率的な返済計画を立てることから
はじめてみてください。
もう買ってしまったという方は
今からでもまったく遅くありません。
住宅購入はゴールではなく
20年・30年続くローン返済という長距離走の
スタートを切ったばかりの状態ですので
なにも考えずに闇雲に走るよりも
計画的・効率的に走った方が
安全にゴールを切ることができますし
場合によっては半分の労力で
完済というゴールにたどりつきます。
世界一低金利の日本の住宅ローンを
正しく借り、賢く返して
資産形成を加速してください