2023年4月 フラット35金利引き下げ
返済期間20年以下は前月比▲0.47%の大幅下げ
返済期間15~20年・・・1.33%
返済期間21~35年・・・1.76%(※)
※「住宅金融支援機構 買取型 フラット35」
融資率9割以下・借り換え専用
団体信用生命保険料込みの最低金利
<融資率9割以下>
返済期間 | 適用金利 |
21~35年 | 1.76% (前月比▲0.2%) |
15~20年 | 1.33% (前月比▲0.47% ) |
<融資率9割超>
返済期間 | 適用金利 |
21~35年 | 1.90% (前月比 ▲0.32%) |
15~20年 | 1.47% (前月比 ▲0.59%) |
■フラット35は自己資金の割合や
返済期間によって適用金利が異なります。
■フラット35は取扱金融機関によって
金利が異なります。
表示は住宅金融支援機構買取型商品を
最低金利で取扱う金融機関の金利です。
■フラット35は融資実行時(引渡時)
の金利が適用となります。
■「フラット35S」適用物件
はさらに▲0.25~▲0.5%の金利優遇
※「フラット35S」
ZEH・長期優良住宅・免震構造の他、
省エネルギー性・耐震性・バリアフリー性など
性能面で特に優れた良質な住宅向けに
当初10年間、もしくは5年間金利を優遇する制度
◆フラット35 過去1年の金利推移◆
※「買取型フラット35」 融資率9割以下、返済期間21~35年
団体信用生命保険料込みの最低金利
<2023年4月>1.77%
<2023年3月>1.96%
<2023年2月>1.88%
<2023年1月 >1.68%
<2022年12月>1.65%
<2022年11月>1.54%
<2022年10月>1.48%
<2022年9月>1.52%
<2022年8月>1.53%
<2022年7月>1.51%
<2022年6月>1.49%
<2022年5月>1.48%
◆フラット35過去35年間の金利推移
◆フラット35 過去最高・最低金利◆
※「旧住宅金融公庫」時代を含む
<最低>0.9% (2016年8月、団体信用生命保険料別(旧団信))
1.11%(2019年9月・10月、団体信用生命保険料込)
<最高>5.50%(1990年、団体信用生命保険料別)
<平 均>2.71%(過去35年の平均)
※「買取型フラット35」 融資率9割以下、返済期間21~35年
団体信用生命保険料込みの金利。
※史上最高金利は旧公庫通常融資・基準金利、当初10年間の金利で
団体信用生命保険料別払いの時代の金利。
※史上最低金利は2016年8月に記録した0.9%は
団体信用生命保険料を含まない時代の金利のため
保険料を考慮すると実質は2019年9月・10月が
史上最低金利となります。
3月は
アメリカのシリコンバレー銀行破綻をきっかけに
景気後退懸念が強まり株価が下落、
反対に安全資産である債券が買われました。
債券を買う人が増えると債券価格は上がりますが
債券の価格と金利は逆の動きをするので
債券価格が上がると金利は下がります。
ということで
2月末に0.524%であった10年国債の金利が
3月20日は0.281%まで下がり
その結果、4月のフラット35の金利は
引き下げとなりました。
その後足元では
4月5日現在、再び0.473%まで上昇しています。
シリコンバレー銀行破綻という
ショッキングなニュースによって
一時的に金利は低下しましたが
一過性のもので
長期的には上昇トレンドなのかもしれません。
いずれにしても
今後の金利上昇に備えて
住宅ローンの借入額は
無理のない範囲で
ゆとりをもって借りるようにしてください。
一般的には世帯年収(額面)の5~6倍くらいまでが
無理のない範囲と言われていますが
あとは家計の中身次第です。
住宅購入後は生活費や教育費
住居維持費も増えるのが一般的ですが
長期的な視野で
家計が継続的に黒字になるかどうか
しっかりとシミュレーションをするようにしてください。
人生を左右する大きなお買い物をするときは
家計を見直す大チャンスです。
低金利の住宅ローンを味方につけ
正しい借り方・返し方をして
定年退職を迎える前の
資産形成期にマイホームという資産を
安全に形成していってください。
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