「金利が上がってきたら固定金利に借り換えればいいんですよね？」
という質問をよくされます。
確かに高度経済成長期のように
金利が右肩上がりに上昇を続ける局面では
金利が上がり始めた初期段階で
パッと固定金利に借り換えるのが賢明ですが、
実際にはそんなにうまくいきません。
一度変動金利で借りると
後から固定金利に借り換えるのは
とても難しいです。
変動金利から固定金利への借り換えが難しい3つの理由を
お伝えしていますが、
幻冬舎ゴールドラインで本の内容をちらっと
ご紹介いただいています。
これから住宅ローンを借りる人
変動か固定かでお悩みの方は
参考にしてみてください。
↓↓↓幻冬舎ゴールドラインでとりあげられた記事↓↓↓
ちなみに、
じゃあ変動金利で借りて金利が上がったらどうすればいいの？
という続きの質問もよくあるので
お答えをしておくと
金利上昇時に最も効果のある対処法は
「繰り上げ返済」です。
もしくは
金利上昇時に運用益が期待できる
資産運用をしておく方法もあります。
今がまさにその状態ですが
金利上昇時は
通常、株価がその前に上がっているので
運用益が期待できる株で運用するのも有効です。
あるいは金利上昇時は債券の利息も
期待できるので
債券で運用をするのも一つでしょう。
ただし
株も債券も王道の投資対象ではありますが
いずれも
住宅ローンの返済と同じように
20年・30年と根気よく長い期間付き合うことで
効果をだすことができます。
住宅ローンを借りる時も同じですが
事前にしっかりと勉強をして
出口戦略まで立てておくことが重要です。
平井FP事務所のコンサルタントでは
住宅ローン返済世帯の効率的な家計管理・資産形成術を
一生涯の家計全般を診断しながら
お伝えしております。
本来
金利上昇に備えた対処法
有効的な返済方法などは
家庭ごとに異なります。
ネット上に出回っている方法が
自分の場合にあてはまるとは限りません。
きちんとキャッシュフローや
返済シミュレーションを作成し
さまざまな角度から検証してみて、
ご自身の家計に合った方法で
金利上昇に備えるようにしてください。
変動金利か固定金利か
金利上昇時の対処法
借り換えや繰り上げ返済など
住宅ローンの攻略法を
新刊『金利上昇でもあわてない住宅ローンの超常識』
でご案内しています。
よかったら参考にしてください。
