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地方移住の住宅ローンは要注意

地方に移住するお客様からの相談が増えています。

今コンサルタントをさせていただいている

お客様のうち5組が移住予定です。


田園風景


いずれも働き場所を選ばない

お仕事をされているお客様で

温泉や自然、新鮮な水や空気

美味しい食べ物に恵まれた場所で

理想のお住まいを注文建築されます。

なんとも羨ましい限りです。


ところで、離島や遠隔地、過疎地で

注文住宅を建てる時には注意が必要です。


まず都市部に比べて

金融機関の選択肢が限られてくること。

全国展開している大手金融機関でも

流通の少ない離島や遠隔地では

住宅ローンの融資をしない場合が

珍しくありません。


特に土地+注文建築の場合は

都市部のマンションと異なり

金融機関は慎重に審査をします。


場合によっては

融資をする際に

土地を見に行ったりしますが

まず遠隔地の場合は

管理ができないという問題もあります。


地方の設計事務所や工務店によっては

現金で建てるお客様が多く、

これまであまり金融機関と取引をしたことがない

ところもあったりします。

いつものようにローカルルールや

慣れている商習慣で仕事を進めていった結果

融資、税制、国の住宅政策などの面で

大事な部分を見落とす可能性があります。


もちろん、

そういった設計士さんや工務店さんでも

建築技術的には申し分なく家を建てるプロですので

ご本人が住む上では快適に住むことができます。


ただ、将来万が一第三者に売却することや

相続が発生して遺族に遺産分割する可能性

またせっかくある土地を有効活用しようと思った時に

融資や税金などの面で不利になる可能性があります。


住宅ローンを借りるために

金融機関の審査を受けるということは、

その土地建物が

あらゆる法規制をクリアしているか、

金融機関の目から見て

担保評価できる資産価値のある不動産かどうか、

第三者の目線で判断してもらえる

チャンスでもあります。


家を建てるプロと

融資や税金、資産運用など

お金周り全般を提案できたり

不動産有効活用の提案をできるプロは別物です。


平井FP事務所は

元銀行員であり不動産営業経験もある

独立系ファイナンシャルプランナーが

東京にお住まいのお客様が地方に移住するときの

融資のお手伝いや事業計画、ライフプランの設計など

多角的な視点で経済合理性を最大化しながら

理想のライフプランを実現するお手伝いをしています。


地方移住の住宅ローンでお困りの方は平井FP事務所まで

お問い合わせください


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※写真は那須でリモートワーク中の写真です。

私も移住したい!