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自宅の買い替えができるでしょうか?

自宅の買い替えができるでしょうか?
妻が転職した場合や、子どもが増えた場合でも無理なく返済できるでしょうか?


4人家族

【相談者のプロフィール】


A様:東京都在住、会社員40歳 妻と子の3人家族
6年前に購入した分譲マンション(60㎡・2LDK)に居住中
※6年前にもご相談をいただいたリピーターのお客様

【ご相談内容】


現在の自宅を購入してから6年が経ち
そろそろ2人目の子供を考えています。
リモートワーク中心になったこともあって
今のマンションが手狭になりました。

ただ、今のマンションを買った時よりも
都内の不動産価格がだいぶ高騰しています。

前回購入したときよりも年齢が上がっていること
また妻が2人目の出産を機に転職する可能性があることも
悩みの種です。

もし妻が転職して収入がダウンしたとしても
買替をして最後まで無理なく返済ができるのかどうか
診断して欲しいです。

買替ができるとしたら
予算はいくらくらいまで検討できるでしょうか?

併せて
住宅ローンの借り方・返済方法についてのアドバイスや
保険の見直し、確定拠出年金やNISAについても
運用が正しくできているか
6年ぶりに家計全般を診てもらいたいです。




【診断結果】


<所見1>奥様が転職したとしても買い替えは可能

☛想定される今後のライフプランとして、
「パターン①:夫婦ともに定年まで就労するプラン」と
「パターン②:妻が転職→収入がダウンするプラン」の
キャッシュフロー表を作成。

結果、買い替え後に奥様が転職をし
収入がダウンしたとしても
最後まで無理なく返済ができ
老後資金も余裕をもって残る診断結果となる。


<所見2>インフレ・金利上昇時には
資産運用をしないと貯蓄が途中で尽きるが、
資産運用を継続すれば一生涯おかねの問題はなし

☛当事務所からの提案として
ここ数年続いている物価高や
今後の金利上昇の影響についても
家計の耐性を診断するため
「パターン③:物価高・金利上昇を考慮したプラン」を作成。

このまま物価上昇が今後も続いた場合
資産運用をしないと途中で貯蓄が底をつきるが
想定した利回り以上で無理のない資産運用を正しく継続して
いけば一生貯蓄が尽きることはない結果となる


<所見3>保険は今後も不要

☛現在、A様は
火災保険・地震保険と
住宅ローンの団体信用生命保険のみに加入。

今後も生命保険や医療保険に加入する必要がないか
遺族のキャッシュフローを作成して診断。

万一の際に支給が見込まれる遺族年金や
会社からの死亡退職金、弔慰金などを試算し
遺族の家計収支や貯蓄残高の推移を診断した結果

住宅を所有されていること
住宅ローンに団体信用生命保険がついていること
貯蓄がある程度あること
夫婦共働きであること
公的な遺族年金や
会社からの死亡退職金も期待できることから
保険への加入は不要という診断結果になる


<所見4>運用利回りが悪い確定拠出年金について改善が必要

☛現在、NISAや確定拠出年金などで運用されている
投資信託などのすべての有価証券について
これまでの運用成績を診断したところ
おむむね好調で6年前と比べて
資産がだいぶ増えていた。

ただし、確定拠出年金の一部について
パフォーマンスが悪いことが判明。
会社が想定している運用利回りや
年金制度全体の平均利回りよりも
低い利回りとなっており
このままでは退職金の受取額が期待できないことから
改善策を提案し、実行支援をする

★作成したキャッシュフロー5パターン★
【パターン①】夫婦ともに定年まで今の会社で働き続ける
【パターン②】2人目の出産を機に妻が転職、収入ダウン
【パターン③】今後のインフレ・金利上昇を想定したプラン
【パターン④】夫に万一のことがあった場合の遺族の生活
【パターン⑤】妻に万一のことがあった場合の遺族の生活


★分析・検証、ご提案内容★
1)現状の家計収支の診断⇒【結果】前回の提案時とほぼ同水準で計画とおり
2)買い替え後の家計収支の予測⇒【提案】買い替え後は住居費・教育費・生活費のすべてにおいて増加が見込まれるため、今後の支出目標額を設定し、家計管理の仕方をアドバイス
3)住宅ローンの効率的な借り方・返済方法のご提案
4)自宅の買い替えに伴う税金対策についてのご提案
5)保険の必要性の分析⇒【結果】加入は不要、保険料の無駄を回避
6)金融資産のポートフォリオ分析⇒【改善】偏りが見られるため見直し策を提案
7)運用資産のパフォーマンス分析⇒【改善】一部利回りが悪い運用の見直しを提案
8)年金・退職金、老後の生活費の試算⇒老後資金の貯蓄方法の提案
9)資産の取り崩し・有効的な使い方について提案


★提案書・面談回数★
全60ページの提案書と面談5回の実施



【平井FP事務所ならではの診断のポイント】


202204撮影 室内商談中①
保険や金融商品を販売しない
独立系FP事務所のコンサルタントの特徴として
あくまでも第三者の立場からフラットに
家計を診断・分析するという強みがあります。

1回限りの無料診断などでは
どうしても診断できる内容に限界がありますが
当事務所の有料診断では
家計についてお客様が気づいている顕在的な問題の他
潜在的な問題や将来訪れるであろう問題についても
全面的に診断をし根本から改善をしていきます。

今回の診断においては
奥様が転職し収入がダウンするリスク
物価上昇が長期的に続くリスク
さらには
ご夫婦のいずれかに万一のことがあった場合のリスク
まで想定し、
いずれのパターンが起きた時にも
問題のないことを
キャッシュフロー表で確認しました。

ただしプランが
絵に描いた餅で終わらないよう
生活費にゆとりをもたせたうえで
今後生活費をどの水準におさえればよいか
教育費はいくら予定しておけば良いか
住宅ローンを効率良く返済するにはどうすればよいか
具体的に最終返済までの出口戦略を立て
ご提案をしました。

さらに、保険が不要であることを客観的な数値で確認をし
資産運用のパフォーマンスを高め
資産の分配先の最適化を行いました。

今回のご提案をとおして
ご夫婦には
今後の働き方・住まい方・やりたいことについて
とことん話し合っていただきました。

また、お金は増やすことができますが
時間は増やすことができないので
限られた一生のなかで
お金をいつどのように使うべきか

一生涯のお金の流れを見える化したことで
見えてきたことについて
考えていただきました。

ご夫婦のなかで
もやもやっとしていたことがクリアになり、
目指すべきゴールが共有できたことで
夢の実現に向けて前に進んでいっていただきたいと思います。

【コンサルタントを受けた後のお客様の感想】



買い替えをできることが
客観的・合理的にわかったので
新たなライフイベントができワクワクしております。

妻が仕事を辞めた場合のキャッシュフローのシミュレーションや
家族全体のポートフォリオの可視化がとても役に立ちました。
特に、金融商品への投資余力がどれくらいか分かったことが
有意義で、今後の投資の戦略に活かしたいと思います。

また、
妻の確定拠出年金のポートフォリオ見直しや新NISAの使い方、
お子さんがいらっしゃる方の視点でのライフイベントに関するアドバイスも
大変参考になりました。