子育て世帯または40歳未満の夫婦に朗報です!
フラット35の子育て支援制度として
金利優遇を拡大する制度が
2024年からあたらしく始まります。
これまでも『フラット35S』という制度があり
長期優良住宅やZETH、免震住宅のほか
省エネルギー性能・バリアフリー性能などが優れた住宅に対して
金利優遇をする制度がありました。
ただ、これまでのフラット35Sでは
最大の金利優遇でも当初10年間▲0.25%どまりでした。
それが
2024年~の新しい制度では
最大で当初10年間▲1.0%となります。
金利引き下げの要件としては
おもに
①子どもの人数
②購入する住宅の性能
③購入する住宅の維持保全計画
によって決まります。
※中古の場合は所定のリノベーション工事をすることで
要件を満たすことが可能です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
①18歳以下の子供の人数に応じて金利優遇が拡大
(例)
子ども1人→(当初5年間)▲0.25%
子ども2人→(当初5年間)▲0.50%
子ども3人→(当初5年間)▲0.75%
子ども4人→(当初5年間)▲1.00%
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
②購入する住宅の性能によって金利優遇が拡大
(例)
ZETH→(当初5年間)▲0.75%
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
③購入する住宅の維持保全計画によって金利優遇が拡大
(例)
認定長期優良住宅→(当初5年間)▲0.25%
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
①~③までは併用が可能で
要件にあてはまる項目が多ければ多いほど
金利優遇が大きくなる制度ですが
1年間の金利優遇は最大で▲1.0%となります。
少しややこしいですが
たとえば
子どもが2人いるご家族が
ZETH 兼 長期優良住宅の新築戸建を建てる場合
(当初5年間)▲1.0%
(6~10年目)▲0.5%
の金利優遇を受けられます。
今月のフラット35の金利:1.91%にあてはめると
(返済期間21年~35年・融資率9割以下)
(当初5年間)0.91%
(6~10年目)1.41%
(11年目~) 1.91%
となります。
さらに
子どもが3人いて
所定のエリアに地方移住をし
ZETH 兼 長期優良住宅の新築戸建を建てる場合
(当10年間) ▲1.0%
(11~15年目)▲0.5%
もの金利優遇が受けられるので
これはすごいです!
今月の金利に当てはめると
(当初10年間)0.91%
(11~15年目)1.41%
(16年目~ )1.91%
となります。
今月、都市銀行の10年固定金利が
最も金利が低い金融機関で
1.12%であることを考えると
当初10年間0.91%は十分低い金利です。
金利先高観がでているなかで
11年後の金利が読めない中
11年後の金利を確定できるオプションを
確保しておく手段としては
よいかもしれません。
11年後になってみて
金利が上がっていなければ
変動金利に借り換えるという選択肢もありますし
金利が上がっていれば
金利を全期間固定しておいた
権利を行使できることになります。
実際には購入する住宅や
購入後のライフプラン
購入時の年齢、家計の状況などによって
向いている金利は異なります。
固定金利を選びたい方は
一つの選択肢として注目してみてください。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「フラット35 子育て支援」について
オンラインセミナー(ZOOM)を開催します。
■フラット35 新制度 子育て支援活用術
日時:2024年1月20日(土)
①10時~
②20時~
参加お申し込みはこちらから
無料ですので
住宅購入を検討されている方は
よろしければご参加ください。
※「フラット35 子育て支援」は
借り換えは対象外です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー