住宅ローンの借り換えが

いま再びブームです。

ブームに乗って我が家も借り換えをしました！

わが家の住宅ローンは

変動金利０．７７５％なので

ものすごく高いというわけではありませんが

より低い変動金利０．２９６%に

借り換えをしました。

住宅ローンの金利は

固定金利は上がっていますが

２０２３年に入ってからも

ネット銀行が熾烈な金利競争を繰り広げており

変動金利に関しては

異常なほど下がっています。

そこで

できるだけ金利を下げておこうと思い

借り換えをしました。

とはいえ、

借り換えには

諸費用が融資額の３％くらいかかります。

実際には

諸費用は自己資金で払うのではなく

借入額に上乗せして諸費用分も借りるのが

一般的です。

つまり、諸費用分を含めて借り換えをしても

メリットが出るかどうかが

借り換えをするかどうかの判断になります。

ただし

諸費用分を含めて借り換えをするとなると

借換え直後のローン残高が増えることになります。

これがしゃくなので

私はこれまで借り換えをしないでいました。

借り換えによってローン残高が増えたとしても

金利が下がることで総返済額が減るから

借り換えのメリットはあるのですが

それにしても

せっかく減らしてきた元本を増やすというのは

悔しい気がします。

そのため私は今まで

金利引き下げ交渉をしたり

少しマニュアックですが

一部繰り上げ返済を行うことによって

借り換えをした場合と同じ経済効果を出すように

緻密な計算をして

自己満足をしたりしていました。

しかし！そんな私も

さすがにここまで金利が下がると

諸費用やローン残高が増えることを考えても

借り換えした方がメリットがあるので

ついに借り換えを実行しました。

借り換えの結果、

わが家が手にした経済メリットは

50万円程度です。

もっとも我が家の場合は

借入当初、35年分の保証料を現金一括で支払っており

残存期間分の保証料（戻し保証料）が返金されたのも

大きなメリットになっています。

そのため

戻し保証料がなく

残存期間が残り10年とか

残高が1000万円きっている方などは

メリットが出ない場合もあるので注意をしてください。

また総支払額が50万円減ったという

メリットがあるとしても

50万円のために

手間暇かけて借り換えをするのは面倒という人もいます。

「たった50万円しかメリットがない」と考えるか

「50万円もメリットがある」と考えるかは人によるので

ご自身の価値観で判断してください。

ちなみに

今回我が家が借り換えをした一番の目的は

返済総額を下げることよりも

返済期間を短くして

65歳時のローン残高を少しでも

減らすことです。

わが家は夫が41歳の時に35年ローンを組んだので

繰上返済を一切しないと76歳まで

ローンが続く借り方をしています。

現実には

60歳で夫が定年退職を迎えると収入は激減し

65歳以降年金暮らしをするとしたら

年金収入だけでローンの返済はとても無理です。

なので65歳時点のローン残高をどうやって返そうかと

いうのが我が家のここ数年の課題でした。

最初のうちは考えませんでしたが

やはり50歳を超えて定年が見えてくると

65歳時点のローン残高が気になるものです。

返済期間を短くするには

繰上返済をするのも手です。

実際、ローンを借りてから5年以内は

繰り上げ返済の効果が大きかったので

その頃はせっせと繰り上げ返済をして

返済期間を少しづつ短くしていました。

ところが

十数年経った今は

手元資金をなるべく減らしたくないと

思うようになりました。

住宅ローンの金利よりもはるかに高い

運用利回りで運用できていることと

住宅ローンには団体信用生命保険が付いているので

万一夫に何かあった場合は

現金を持っていた方がいいという

良からぬ考えや

はたまた

もし夫に離婚されたら・・・

などと考えると

手元資金はやっぱり減らしたくないのです。

完全に職業病ですが

万一の場合のあらゆるリスクを考えると

なかなか繰り上げ返済に踏み切れません。

そこで考えたのが

借り換えによって

返済期間を短くする方法です。

月々の返済額は増えてしまいますが

65歳時のローン残高を減らすことができます。

金利は下がるので

月々の返済額の増額をその分

抑えることはできます。

手元資金を減らさずに済むのも

安心できるポイントです

物価が上がる中で

ローンの返済額が上がるのは

とてもきついですが

65歳時に多額のローンが残る方が怖いので

現役時代のうちに

頑張って返済をしていきます。

皆さんは

65歳時点のローン残高意識されていますか？

もしも我が家と同じように

最終返済時の年齢が65歳を超えて

ローンを組んでいるのであれば

ぜひ確認してみてください。

その上で

借り換えや繰り上げ返済

資産運用など

適切な対策を早め早めにしていけば

なにも怖いものはありません。

住宅ローンの借り換えで得する人・損する人

最終返済までの返済計画の立て方

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でご案内しています。

またより分かりやすく解説した

出版記念セミナー（無料）をZOOMで行っています。

ちょうど今日1回目の出版記念セミナー（無料）を

終えたところですが

借換えを検討している方も

多くご参加いただきました。

借換で得る人・損する人の事例や

借り換えにかかる諸費用

借り換え時の注意点など

お伝えしています。

またこれから借りる方向けに

変動金利と固定金利の選び方

無理のない借入額などもお伝えします。

そして我が家の借り換えについても

お話しさせていただきます。

第2回目は

5月31日（水）20時～21時半です

宜しければご参加ください。

ウェビナーのお申込は以下のフォームからお願いします。

https://forms.gle/6d6pufiq6H75x1EC6