2023年1月 フラット35金利
前月比+0.03% (35年固定)1.68%(※)
昨年末に発表された
日本銀行の金融緩和政策見直し報道後
初のフラット35の金利となりますが
上昇はわずかにとどまりました
※「住宅金融支援機構 買取型 フラット35」
返済期間21年~35年、融資率9割以下、
団体信用生命保険料込みの最低金利
<融資率9割以下>
返済期間 | 適用金利 |
21~35年 | 1.68% (前月比 +0.03%) |
15~20年 | 1.52% (前月比 +0.03% ) |
<融資率9割超>
返済期間 | 適用金利 |
21~35年 | 1.94% (前月比 +0.03%) |
15~20年 | 1.78% (前月比 +0.03%) |
■フラット35は自己資金の割合や、返済期間によって適用金利が異なります。
■フラット35は取扱金融機関によって金利が異なります。
表示は住宅金融支援機構買取型商品を最低金利で取扱う金融機関の金利です。
■フラット35は融資実行時(引渡時)の金利が適用となります。
■「フラット35S」適用物件はさらに▲0.25~▲0.5%の金利優遇
※「フラット35S」・・・ZEH・長期優良住宅・免震構造の他、
省エネルギー性・耐震性・バリアフリー性など
性能面で特に優れた良質な住宅向けに
当初10年間、もしくは5年間金利を優遇する制度
※2022年10月~フラット35Sの制度が変更になりました
出所:住宅金融支援機構「2022年10月~フラット35S制度変更」
◆フラット35 過去1年の金利推移◆
※「買取型フラット35」 融資率9割以下、返済期間21~35年
団体信用生命保険料込みの最低金利
<2023年1月 >1.68%
<2022年12月>1.65%
<2022年11月>1.54%
<2022年10月>1.48%
<2022年9月>1.52%
<2022年8月>1.53%
<2022年7月>1.51%
<2022年6月>1.49%
<2022年5月>1.48%
<2022年4月> 1.44%
<2022年 3月> 1.43%
<2022年 2月> 1.35%
<2022年 1月> 1.30%
◆フラット35過去35年間の金利推移
◆フラット35(旧住宅金融公庫含む)過去最高・最低金利◆
<最低>1.11%(2019年9月・10月、団体信用生命保険料込)
<最高>5.50%(1990年、団体信用生命保険料別)
<平 均>2.73%(過去35年の平均)
※「買取型フラット35」 融資率9割以下、返済期間21~35年
団体信用生命保険料込みの金利。
※史上最高金利は旧公庫通常融資・基準金利、当初10年間の金利で
団体信用生命保険料別払いの時代の金利。
※史上最低金利は2016年8月に記録した0.9%は
団体信用生命保険料を含まない時代の金利のため
保険料を考慮すると実質は2019年9月・10月が
史上最低金利となります。
フラット35の金利は
前月下旬の10年国債(長期金利)の利回りを元に
決められています。
2022年に入ってから
世界的な金利上昇を受け
日本でも10年国債の金利が
上昇しています。
ただし日本銀行が
国債を買い入れることで金利の上昇をおさえているため
諸外国と比べると緩やかな上昇となっています。
12月20日に日本銀行が
長期金利の上限を
0.25%から0.5%に引き上げると
発表後、長期金利はさっそく0.5%近くまで
上昇しました。
その後も年始にかけ上昇を続けています。
今月のフラット35の金利は
前月比+0.03%のわずかな上昇にとどまりましたが
2023年も金利の上昇は続くかもしれません。
これから住宅を購入し
引き渡しが1年後、2年後となる方は
念のためゆとりをみて
現在のフラット35の金利よりも
+0.25%くらい高い金利でも
返済額をシミュレーションしておくと
安心かもしれません。
今月の都市銀行住宅ローン金利はこちら⇒2023年1月住宅ローン金利(都市銀行)
過去の金利情報はこちら⇒フラット35 過去の金利