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2022年10月住宅ローン金利(フラット35)

2022年10月 フラット35金利

長期金利は上昇するもフラット35の金利は引き下げに

前月比▲0.04% (35年固定)1.48%(※)


※「住宅金融支援機構 買取型 フラット35」

返済期間21年~35年、融資率9割以下、

団体信用生命保険料込みの最低金利


<融資率9割以下>

返済期間適用金利
21~35年1.48%
(前月比 ▲0.04%)
15~20年1.32%
(前月比 ▲0.07% )


<融資率9割超 >

返済期間適用金利
21~35年1.74%
(前月比 ▲0.04%)
15~20年1.58%
(前月比 ▲0.07%)


■フラット35は自己資金の割合や、返済期間によって適用金利が異なります。

■フラット35は取扱金融機関によって金利が異なります。

表示は住宅金融支援機構買取型商品を最低金利で取扱う金融機関の金利です。

■フラット35は融資実行時(引渡時)の金利が適用となります。





■「フラット35S」適用物件はさらに▲0.25~▲0.5%の金利優遇


※「フラット35S」・・・ZEH・長期優良住宅・免震構造の他、

省エネルギー性・耐震性・バリアフリー性など

性能面で特に優れた良質な住宅向けに

当初10年間、もしくは5年間金利を優遇する制度


※2022年10月~フラット35Sの制度が変更になりました

2022年10月フラット35S  金利優遇制度見直し

出所:住宅金融支援機構「2022年10月~フラット35S制度変更」




<フラット35S(高性能住宅)とフラット35(一般住宅)の金利>


◆金利優遇幅▲0.50%の場合

融資額割合
と返済期間
フラット35S
(当初10年▲0.50%)
フラット35S
(当初5年▲0.50%)
フラット35
(一般住宅)
融資率9割以下

返済期間
21~35年
(当初10年間)
0.98%

(11年目以降)
1.48%
(当初5年間)
0.98%

(6年目以降)
1.48%
(全期間)
1.48%


融資率9割以下

返済期間
15~20年
(当初10年間)
0.82%

(11年目以降)
1.32%
(当初5年間)
0.82%

(6年目以降)
1.32%
(全期間)
1.32%


融資率9割超

返済期間
21~35年
(当初10年間)
1.24%

(11年目以降)
1.74%
(当初5年間)
1.24%

(6年目以降)
1.74%
(全期間)
1.74%


融資率9割超

返済期間
15~20年
(当初10年間)
1.08%

(11年目以降)
1.58%
(当初5年間)
1.08%

(6年目以降)
1.58%
(全期間)
1.58%



◆金利優遇幅▲0.25%の場合

融資額割合
と返済期間
フラット35S
(当初10年▲0.25%)
フラット35S
(当初5年▲0.25%)
フラット35
(一般住宅)
融資率9割以下

返済期間
21~35年
(当初10年間)
1.23%

(11年目以降)
1.48%
(当初5年間)
1.23%

(6年目以降)
1.48%
(全期間)
1.48%


融資率9割以下

返済期間
15~20年
(当初10年間)
1.07%

(11年目以降)
1.32%
(当初5年間)
1.07%

(6年目以降)
1.32%
(全期間)
1.32%


融資率9割超

返済期間
21~35年
(当初10年間)
1.49%

(11年目以降)
1.74%
(当初5年間)
1.49%

(6年目以降)
1.74%
(全期間)
1.74%


融資率9割超

返済期間
15~20年
(当初10年間)
1.33%

(11年目以降)
1.58%
(当初5年間)
1.33%

(6年目以降)
1.58%
(全期間)
1.58%






◆フラット35 過去1年の金利推移◆


※「買取型フラット35」 融資率9割以下、返済期間21~35年

団体信用生命保険料込みの最低金利


<2022年10月>1.48%

<2022年9月>1.52%

<2022年8月>1.53%

<2022年7月>1.51%

<2022年6月>1.49%

<2022年5月>1.48%

<2022年4月> 1.44%

<2022年 3月> 1.43%

<2022年 2月> 1.35%

<2022年 1月> 1.30%

<2021年12月> 1.33%

<2021年11月> 1.33%

<2021年10月> 1.30%

<2021年 9月> 1.28%




◆フラット35過去35年間の金利推移

2022年10月長期金利とフラット35の金利推移(過去35年)


◆フラット35(旧住宅金融公庫含む)過去最高・最低金利◆


<最低>1.11%(2019年9月・10月、団体信用生命保険料込)

<最高>5.50%(1990年、団体信用生命保険料別)

<平 均>2.75%(過去35年の平均)


※「買取型フラット35」 融資率9割以下、返済期間21~35年

団体信用生命保険料込みの金利。

※史上最高金利は旧公庫通常融資・基準金利、当初10年間の金利で

団体信用生命保険料別払いの時代の金利。

※史上最低金利は2016年8月に記録した0.9%は

団体信用生命保険料を含まない時代の金利のため

保険料を考慮すると実質は2019年9月・10月が

史上最低金利となります。





フラット35の金利は

前月下旬の10年国債(長期金利)の利回りを元に

決められています。


世界の金利の動きをみると

先進諸外国がインフレ対策に利上げを急いでいるのと対照的に

日本銀行は変わらず長期金利を0%程度におさえる

金融緩和政策を継続中です。


ただし、0%を境に

ー0.25%~+0.25%程度の変動は許容しており

上限の+0.25%を超えそうになったら

無制限で国債を買い付け金利を抑え込むといった

方針をとっています。


ところが、9月はほぼ全営業日において

10年もの国債金利の利回りは

日本銀行が許容する0.25%を超え

上昇しました。


2022年10月 長期金利推移(過去5年)


一方、フラット35の10月の金利は

前月比▲0.04%の利下げとなっています。


住宅ローンの金利が決まる要素には

指標とする基準金利の動向が

大きなウェイトを占めますが

金融機関の施策で決められる部分もあります。


特にフラット35は国の政策の影響を大きく受けますので

下半期のスタートである10月は

政策的な部分が反映された結果となったのではないでしょうか。





今月の都市銀行住宅ローン金利はこちら⇒2022年10月住宅ローン金利(都市銀行)


過去の金利情報はこちら⇒フラット35 過去の金利