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住宅ローンを借りる際の注意点

新築の一戸建やマンション、中古住宅などを購入するには多額の資金が必要です。

ほとんどの人が購入にあたり住宅ローンを利用すると思いますが、

住宅ローンは金額が大きく、返済期間も長いため

間違った借り方をすると

取り返しのつかない失敗をする大きな危険をはらんでいます。



一方で、住宅ローン商品は年々複雑化しています。

今や住宅ローンを扱う金融機関は軽く100社以上にのぼりますが

カネ余りでお金を貸したい金融機関側の事情もあって

熾烈な金利競争を繰り広げています。

変動金利や固定金利、固定期間選択型など、

金利の種類も昔と比べるとものすごく増えているので

選ぶのも一苦労です。


しかし、金利が1%違うだけで

総返済額は数百万円から1千万円以上変わることもあるので、

慎重に金利選びをする必要があります。



さらに、金利だけでなく

保証料や事務手数料など借入時にかかる諸費用も

金融機関によってまちまちです。



また、住宅ローンにセットできる保険には

団体信用生命保険以外にもいろいろな保険がでています。


がんをはじめとする三大疾病に対する補償

自然災害に対する補償

収入が途絶えた時の為の所得補償など

金融機関によって実にユニークな保険がラインナップされています。


ものによっては

民間の保険会社で単独加入するよりも得なものがあり

住宅ローンを借りる時には是非とも活用したいものもあります。



また、申込要件や審査の仕方も

金融機関によって大きく異なるので

申込みする人の条件や購入する物件の条件によっては

より有利に審査を通せるよう金融機関を選別することも重要です。



このように、

住宅ローンを借りる際には

金利・諸費用・付随保険・審査の仕方などの違いに注意して

金融機関選びをすることが大切ですが

実はもっと重要なことがあります。



それは、最後まで無理なく返せる

自分たち家族にとって適正な金額の借入をすることです。


アベノミクス以降、首都圏の不動産価格は高騰し

今もなお高どまりをしています。

金利は異常に低いですが

不動産価格は異常に高いのです。



だぶついた資金の行き場を求めて融資をしたがっている金融機関は

審査の基準をかつてより緩めています。



「不動産価格は高く、金利は低い、銀行は融資に積極的」



こうした状況の中、今何が起きているかというと

以前よりも身の丈を超えて多額なローンを組む人が増えているのです。



事実、私のところには借りてから5年もしないうちに

返済が苦しくなり相談に来る人が後を絶ちません。



このような借り過ぎを防ぐためにはどうすればいいのか。


それは、まず将来の収入と支出を予測して

定年退職までにきちんと返し終わるかどうかキャッシュフロー表を作成して

シミュレ-ションをしてみることです。


今後、家族が増えることで支出がどのように変化するのか

奥様の働き方はどうするのか

子どもの教育方針や老後の生活はどうするのか

年金はいくらもらえて定年までに貯める必要がある貯蓄はいくらなのか


そういったことをきちんと家族で話し合って

100歳までの家計収支表を作成してみることが大事です。



住宅ローンの失敗が多い理由の一つは

ほとんどの人にとって「住宅購入」や「住宅ローンの借入」は

人生に一度くらいしか経験することがなく

何度も反復学習できるものではないからです。


住宅ローンの話なんて普段友達との会話に出てきません。

みながどれくらいの金額を借りていて

選んでいる金利や金融機関がどこなのかといった情報をほとんど知りません。

仮に、自分が平均と比べて借入が多い方であっても

自分では分かりませんし、不動産会社や銀行員はそのことを教えてくれません。


そんなときは、利害関係のない第三者の専門家に相談をして

的確なアドバイスを求めることが有意義です。



家計診断・キャッシュフロー表提案に慣れていて、

さらには住宅ローンや住宅業界に精通している

ファイナンシャルプランナーがベストでしょう。



コンサルタント料が発生したとしても

金利や諸費用、保険選びに関する有益な情報をもらえたことで

コンサルタント料をはるかに上回る経済的メリットを得ることができます。


さらに

コンサルタントに際して

家族で今後のライフプランについて話し合いの場を設けたことで

家計破綻や家族がばらばらになってしまうような危険を未然に防ぐことができたとしたら、

もはや値段では計ることが出来ないほどのメリットを手にすることになるのです。



住宅購入という失敗の許されない大きな買い物の際には

ぜひ利害関係のない第三者の専門家に相談し

家族でよく話し合うようにしてください。