タイトル: | 今後2年で金利が1%上がる!? |
送信日時: | 2024年09月13日 |
本文: | ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 平井美穂の 公式メールマガジン ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ※このメールマガジンは 過去に平井FP事務所および ファイナンシャルプランナー平井美穂に お問い合わせ頂いた方にお送りしています。 配信停止をご希望の方はお手数ですが 末尾の配信停止URLをクリックして下さい。 こんにちは! ファイナンシャルプランナーの平井美穂です。 最近、日本銀行の植田総裁だけでなく 金融政策委員のメンバーの方たちが いろいろな集会で発言する内容が いちいち取り沙汰され 株価や金利・為替の動向に 影響を及ぼしています。 昨日9月12日にも 岡山市で行われた金融政策懇談会で 日銀の田村委員が次ような発言をしました ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「景気を過熱せず、冷やしすぎもしない 中立金利の水準は 最低でも1%程度だろう 今後の経済・物価しだいだが 2026年度までに最低1%程度まで 短期金利を引き上げていく」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 短期金利は預金金利や住宅ローンの変動金利に 影響を及ぼします。 現在の短期金利がどれくらいかというと 9月13日時点で0.229%です (短期金利に代表される 無担保コール翌日物の金利) 3月に 日本銀行がマイナス金利を解除するまで 約8年もの間マイナス圏で推移していたので 今年に入って0.25%ほど 一気に上昇したかたちです そして 現在0.229%の短期金利を 今後2年間で最低1%まで 引き上げるというので かなり強気な発言が出たわけです。 これまで私は金利上昇シミュレーションを いくつかのパターンでしてきましたが いずれも金利が累計で1%まで上がるのは もう少し先になる想定をしていました。 そこで 本当に発言の通りになるかはわかりませんが 金利が今後2年間で1%上昇するシミュレーションを 急遽し直してみました 1回あたりの上昇幅や 上がるタイミングは誰にも予測できないので なんら根拠のない あくまでも仮定のシミュレーションと思ってください 当初借入額5000万円 35年元利均等返済 月々のみの返済(ボーナス返済なし) で借入したという前提です 金利上昇は次のように想定します (2024年 9月)0.475% (2024年10月)0.625% (2025年 4月)0.875% (2025年10月)1.125% (2026年 4月)1.375% (2026年10月)1.475% 気になるのが 月々返済額の増え方ですが 0.475%の時には12万9241円だった返済額が 1.475%まで上がると15万円以上に増えます 正確には 借入した時期や選んだ商品によって 5年ルールによる返済額の見直し時期が 異なるので 人によって返済額に若干差がありますが 概ね2万円以上は増える見込みです 月々返済額が2万円も増えると 家計にはかなりの負担になりますよね わが家も住宅ローンを 絶賛返済中なので 本当にそうならないことを祈るばかりですが もしも上がってしまった時のために 少し緩んでいたお財布の紐を改めて 締め直したいと思います 住宅ローンの金利上昇シミュレーションについて 詳細はこちらのブログを参考にしてください 2026年度末までに住宅ローン変動金利が+1%上昇か!? ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 今度は子育て世帯にとって朗報です! 10月~児童手当が見直しされます 既に自治体から申請書が送られていると思いますが 提出がまだの方は忘れずに申請をするようにしてください ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー <2024年10月~児童手当 改正> ◎中学3年生までだった支給対象年齢が高校3年生まで延長されます ◎所得制限が撤廃されます ◎第3子の支給額が大幅に増えます 支給される児童手当を 住宅ローンの返済アップに充てるというのも ありかもしれません。 第三子の支給額毎月3万円を0歳~18歳までの 19年間貯めるとなんと合計684万円です! これを年利4%で運用していけば 20年後には1025万円になります 運用をしている方であればご存じかと思いますが 私たちの公的年金でさえも 過去20年の運用実績は 年利約4%で運用ができていますし 株式で運用すればもっと高い利回りで運用ができます ただし20年・30年と投資を続けた場合の話であり その間にはちょうど今のように 株価が暴落する時期もありますので それを乗り越えてひたすら投資を続けた場合に 得られる成果になります。 家計の見直しは他にも ✅無駄な保険の見直し ✅無駄な生活費の見直し ✅一生涯のお金の流れを見える化して 適正な時期に適正なところに資産配分すること などでも家計収支が大きく改善します まずは 一カ月の支出を ①生活費 ②教育費 ③保険料 ④住居費 に分類し、それぞれの費目に 毎月どれくらい使っているか確かめることから してみるという手もあります ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー セミナーのお知らせです 『金利上昇・インフレ対策に住宅ローン返済世帯が今やるべき家計見直し術』 2024年10月5日(土)16時~17時半 九段下の会場とオンライン(ZOOM)による同時開催です ✅住宅ローンの見直し 変動金利VS固定金利 ✅保険の失敗事例と正しい加入の仕方 ✅必要な教育費・老後資金の計算方法 ✅住宅ローン返済世帯の平均支出 などをお伝えします 詳細はこちら↓ 金利上昇・インフレ対策に住宅ローン返済世帯が今やるべき家計見直し術 皆様のご参加お待ちしております 最後までお読みいただきありがとうございました。 明日から三連休ですが皆さんよい週末をお過ごし下さい |