1. HOME >
  2. 変動金利の注意点 金利優遇は最終返済日までの条件をチェック

変動金利の注意点 金利優遇は最終返済日までの条件をチェック

一般的に、住宅ローンの金利優遇は

当初借入時に、最終返済日までの条件が取り決めされます。

ここで注意が必要なのは

借入当初の金利優遇だけではなく、最終返済時までの優遇条件もきちんと確認することです。


例えば、新生銀行の変動金利商品を例にあげると

借入当初の金利優遇は▲0.95%ですが、

借入から半年後には金利優遇が▲0.65%と縮小されます。


市場金利が上がらなかったとしても、

半年後には金利優遇が縮小される分、貸出金利が0.3%上がる計算です。


さらに、終盤でローン残高が500万円を下回ると金利優遇は▲0.25%に縮小されます。




<新生銀行の金利優遇>

※金利優遇は徐々に縮小
※店頭金利の推移は、10年後から徐々に上がるものと仮定

経過年数店頭金利金利優遇実行金利
借入当初1.55%▲0.95%0.60%
半年後1.55%▲0.65%0.90%
10年後1.80%▲0.65%1.15%
15年後2.05%▲0.65%1.40%
20年後2.30%▲0.65%1.65%
25年後2.55%▲0.25%2.30%



一方、三菱UFJ銀行の変動金利は

最後まで金利優遇が▲1.85%で一律な商品があります。


<三菱UFJ銀行の金利優遇>

※金利優遇は全期間一律
※店頭金利の推移は、10年後から徐々に上がるものと仮定

経過年数店頭金利金利優遇実行金利
借入当初2.475%▲1.85%0.625%
半年後2.475%▲1.85%0.625%
10年後2.725%▲1.85%0.875%
15年後2.975%▲1.85%1.125%
20年後3.225%▲1.85%1.375%
25年後3.475%▲1.85%1.625%





このように、金利優遇は

金融機関や商品種類、あるいは審査の結果によって異なります。


借入当初の金利ばかりに目がいきがちですが、

最終返済日までの金利優遇条件をきちんと確認してからローンを決めるようにしましょう。



    
        

東京、神奈川、千葉、埼玉近郊で、住宅ローンに強いファイナンシャルプランナーをお探しでしたら、平井FP事務所までご相談ください。
不動産営業や金融機関で融資業務を行ってきたノウハウと実績をもとに、住宅探しをスタートする前から新居引き渡しに至るまで、客観的な立場のファイナンシャルプランナーがトータルでサポートいたします