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運用のプロは固定金利を選ぶ?!

先日、投資系金融機関に勤務するお客様の

借換をお手伝いさせていただきました。

10年以上前に住宅購入されたお客様で

借換前の金利は全期間固定金利の4%。


借換相談の際には、

「変動金利にするか固定金利にするか」

「固定金利の場合は何年固定が希望か」

といったことをお客様にお伺いし、

そのお客様のご希望内容によって

最適な金融機関を選んでいきます。


このお客様が借換後の金利に選ばれたのは、

20年固定の長期固定金利。


史上最低金利を更新した

絶妙なタイミングで借換に成功。

20年固定でなんと1.1%という低い金利の

ローンに借り換えができました。


変動金利を選んだ場合は0.775%で

融資を受けられたお客様なのですが


お客様曰く

「確実に景気が良くなってきているので

金利は今後上がると思う。

日本の住宅ローン金利は異常なほど低い。

1.1%で20年間固定できるのならば

変動のリスクを取るべきではない」とのこと。


「結果として金利が上がらなかったとしても

1.1%で固定できる保険料と考えれば

安い(低い)ものだ」

と仰っていたのが印象的でした。


確かに日本の住宅ローン金利は異常に低いです。

米国の住宅ローン金利は30年固定で3.735%

対して日本の「フラット35」の金利は1.54%。

米国の半分以下の金利です。


日本のみならず世界の株や債券などで

年利5%とか10%とかで

運用しているプロの目からすると

長期固定金利を選ぶのも納得できます。


そういえば銀行で融資業務をしていた時にも

運用で安定的に成果を上げているお客様が

同じようなことを仰って

固定金利を選んだことがありました。







今後金利が上がるかどうかは誰にも予測できないので

当事務所では最終的にお客様の判断にお任せしています。

ただし、変動金利・固定金利それぞれの

メリット・デメリットをお伝えし、

お客様の家計にあった金利プランの

お話はさせていただきます。

年収に対する返済額の割合や年齢、

今後のライフプランなどによっても

適した金利は人それぞれです。


金利をどうすればいいか迷われている方は

ぜひ当事務所までご相談ください。


※ Bank of America 2015年4月の金利

| 17:26 | 未分類