4月に入り金利が上昇したかとも思ったら
ここにきて連日株価が乱高下しており
弊事務所でもお問合せが増えております。
金利については
日本銀行が1月に政策金利を引き上げたことをうけ
各銀行が4月から住宅ローンの変動金利を
おおむね+0.25%引き上げました。
昨年、2024年10月にも
多くの銀行が+0.15%程度上げており
マイナス金利が解除されてから
今回で2回目の引き上げです。
結果、この半年間で
住宅ローンの金利が
累計+0.4%金利が上がっている
方が多くなっています。
借入れ当初
0.6%台、0.7%台で借りていた方は
1.0%の大台に乗せている方も少なくありません。
皆さんも
ご自身の金利を確認してみてください。
これから借りる方や
借り換えを検討されている方は
以下のブログに最新の住宅ローン金利を
のせているのでよかったら参考にしてください
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そして
連日マーケットを騒がせている
株価の乱高下ですが
9日には日経平均株価が▲1298円下げたと思ったら
翌日10日の今日は
午前中だけも+2639円も上がっています。
ここまで乱高下すると
投資をしている方は
平常心を保つのが大変そうですが
投資のご相談をいただいた際に
私が常日頃からお伝えしているのは
以下の2点です。
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<投資をする上での注意点>
①向こう10年以内に使う予定のあるお金は投資に回さないこと
②長期投資では下落時こそ買い続けること
(淡々と積み立て投資を続けること)
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ちょうどSBI証券の以下のサイトの記事が
わかりやすいので共有します。
①については、
SBI証券のサイト記事にあるように
リーマンショック時には全世界株が▲61.3%になり
戻るのに6年以上かかっています。
この当時、私は銀行で投資信託を売っていました。
お客様の資産が1億円から3000万円くらいにホントになってしまったんです。
その後、持ち続けていた方は元に戻りましたが、
当時銀行で売っていた手数料が高い商品は
元に戻るのに6年以上かかり
10年位かかったものもあります。
ですので
向こう10年以内に
住宅購入資金や大学進学資金、住宅ローンの完済資金などで
使う予定のあるお金は投資に回さないよう
伝えているのが当事務所の方針です。
②については
今のような暴落時には
怖くなって狼狽売りしてしまう方がいるのですが
売ってしまったら損失確定してしまいます。
むしろ安く買えるチャンスだととらえ
とにかく淡々と買い続けることで
長期的には資産を増やすことができます。
さらに資金に余裕がある方は
買い増しをするのも一法です。
こちらもSBI証券の記事にあるように
下落時に買い続けた人の方が早くに元に戻り
さらにその後の上昇時には
利益を大きく増やすことができるからです。
ただし
今回のトランプ関税は長期にわたり世界経済を冷やす可能性があり、
株価はまだ下がることも予想されます。
なので、買い増しをするとしても
残りの余裕資金を全ベットするのではなく
例えば5分割にするなどして
ちょこっとずつ試し買い増しをするイメージです。
今回のような急落は歴史的にみても
数少ないタイミングなので
私も株式や株式に投資している投資信託を買い増ししましたが
まだ下がることも想定しています。
また、どっちに転んでもよいように
株以外の資産にも分散投資もしています。
いずれにしても
目先のノイズに惑わされず
長期的な視点で
家計管理や資産形成をしていってください。
投資どころか
☑家計の中身を把握できていない
☑投資に回せるお金と回してはならなお金の色分けができていない
☑そもそも教育費や老後資金をいくら貯めるべきか分からない
という方は
投資の前にまずは一生涯のお金のながれや
家計収支を把握し
お金の色分けをすることをしてくださいね。
そこをしないで
むやみに投資を始めると
失敗するリスクがあります。
お金に振り回されるのでなく
お金と上手につきあって
理想のライフプランを実現してください。

