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2023年2月住宅ローン金利(フラット35)

2023年2月 フラット35金利

長期国債金利の引き上げに伴い急上昇


35年固定・・・1.88%(※)

(前月比 +0.20%) 


昨年末に発表された

日本銀行の金融緩和政策見直し報道後

10年国債の金利が上昇を加速する中

1月はフラット35の金利の上昇が

抑えられていましたが

2月は前月比+0.2%という

大幅な引き上げとなりました。


※「住宅金融支援機構 買取型 フラット35」

返済期間21年~35年、融資率9割以下、

団体信用生命保険料込みの最低金利


<融資率9割以下>

返済期間適用金利
21~35年1.88%
(前月比 +0.2%)
15~20年1.72%
(前月比 +0.2% )


<融資率9割超>

返済期間適用金利
21~35年2.14%
(前月比 +0.2%)
15~20年1.98%
(前月比 +0.2%)


■フラット35は自己資金の割合や

返済期間によって適用金利が異なります。

■フラット35は取扱金融機関によって

金利が異なります。

表示は住宅金融支援機構買取型商品を

最低金利で取扱う金融機関の金利です。

■フラット35は融資実行時(引渡時)

の金利が適用となります。





■「フラット35S」適用物件

はさらに▲0.25~▲0.5%の金利優遇



※「フラット35S」

ZEH・長期優良住宅・免震構造の他、

省エネルギー性・耐震性・バリアフリー性など

性能面で特に優れた良質な住宅向けに

当初10年間、もしくは5年間金利を優遇する制度


※2022年10月~

フラット35Sの制度が変更になりました

2022年10月フラット35S  金利優遇制度見直し

出所:住宅金融支援機構「2022年10月~フラット35S制度変更」




◆フラット35 過去1年の金利推移◆


※「買取型フラット35」 融資率9割以下、返済期間21~35年

団体信用生命保険料込みの最低金利


<2023年2月>1.88%

<2023年1月 >1.68%

<2022年12月>1.65%

<2022年11月>1.54%

<2022年10月>1.48%

<2022年9月>1.52%

<2022年8月>1.53%

<2022年7月>1.51%

<2022年6月>1.49%

<2022年5月>1.48%

<2022年4月> 1.44%

<2022年 3月> 1.43%

<2022年 2月> 1.35%

<2022年 1月> 1.30%




◆フラット35過去35年間の金利推移

202302フラット35金利推移


◆フラット35 過去最高・最低金利◆

※「旧住宅金融公庫」時代を含む


<最低>1.11%(2019年9月・10月、団体信用生命保険料込)

<最高>5.50%(1990年、団体信用生命保険料別)

<平 均>2.72%(過去35年の平均)


※「買取型フラット35」 融資率9割以下、返済期間21~35年

団体信用生命保険料込みの金利。

※史上最高金利は旧公庫通常融資・基準金利、当初10年間の金利で

団体信用生命保険料別払いの時代の金利。

※史上最低金利は2016年8月に記録した0.9%は

団体信用生命保険料を含まない時代の金利のため

保険料を考慮すると実質は2019年9月・10月が

史上最低金利となります。





フラット35の金利は

前月下旬の10年国債(長期金利)の利回りを元に

決められています。


2022年に入ってから

世界的な金利上昇を受け

日本でも10年国債の金利が

上昇しています。


ただし日本銀行が

今のところ国債を買い入れることで

金利の上昇をおさえているため

諸外国と比べると緩やかな上昇となっています。


また、今のところは

長期金利のみが上昇しており

短期金利は上昇していません。


そのため住宅ローンの金利も

変動金利に関しては上がっていませんが

金利の上昇局面では

通常、長期金利から先に上昇が始まり

その後、短期金利が上がるという

順番を踏みます。


株価と同じで

将来の金利を言い当てることは

プロでも不可能ですが


住宅ローンはおよそ30年と長い期間を

組むものなので

変動金利で借りる人も

万一の金利上昇に備えて

余裕を持った借り入れをするようにしてください。


住宅ローンを借り入れする時は

金利云々の前に


現状の家計をきちんと整理して

将来の家計収支も予測しながら


10年後、20年後も無理なく返済できるかどうか

事前に確認することが大切です。


家計診断・改善を得意とする

独立系ファイナンシャルプランナー事務所の

平井FP事務所は


住宅購入時の家計診断・改善策の提案

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住宅ローン返済世帯の正しい資産運用などの

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