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日銀発表、2020年春頃まで金利据え置き

4月25日に日銀金融政策決定会合が行われました。

黒田総裁
       出所:日本銀行ホームページ

金融政策決定会合では

金利を操作する役割を担っている日本銀行が

今後の金利の上げ下げの方針について

決定事項を発表します。


そのため、

住宅ローン金利の先行きを予測する上でも

注目すべきイベントです。



今回の金融政策決定会合では

「現在の超低金利を2020年春くらいまで維持」

との方針が発表されました。


住宅ローンは

30年くらい長い期間借りるものです。

そのため、

2020年春まではというような

たった1年先の金利の動きで

判断できる話ではありません。


ただ、

低金利時は長期間金利を固定する

というお金を借りる時の基本原則(お金を預ける時はその逆)からすると

固定金利を選ぶチャンスは2020年春までは続きそうです。


個人的には

世界的に金利が下がっている今

さらなる金利引き下げもあるかもしれないと思っています。


特に消費増税後のタイミングで

2016年8月のような35年固定が0.9%といった驚異的な低金利に

なった場合はもはや固定金利を選ばない手はありません。



住宅ローンは建物完成・引渡時の金利が適用となります。


また、金融機関に申込をしてから審査・融資実行まで

早くても1ヶ月くらいはかかるので

一瞬のチャンスをつかみとるのは至難のわざでしょう。



ただ、準備をしておくことは可能です。


予め自分たちの家計にあった住宅ローンはどういうものか

変動金利か固定金利か

返済期間は何年にするべきか

繰上返済はするべきか、しないべきか

夫婦共稼ぎだけれどローンは二人で借りた方がいいのか


こうしたことを事前にしっかり勉強しておき

審査を通していつでも借りられるような状態で

後はチャンスを待つのみという状態にしておくのが理想です。


ただし、中古住宅や完成済みの新築住宅など

購入物件によっては

急いで決めないといけず、

準備にそんなに時間をかけれない場合もあります。


また、難解複雑でネット上には誤った情報もありふれているなか

住宅ローンを素人が勉強するには相当の時間と労力を費やすでしょう。



そういったときはプロの手をうまく活用して下さいね。


住宅ローンや住宅購入についてのご相談は

平井FP事務所までお問い合わせください。



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日本銀行公式サイト

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