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解体工事の代金はあってないようなもの？

東京の独立系ファイナンシャルプランナー、平井美穂です。

土地を既に所有しているお客様が

戸建てやアパートを建て替えする際に

当事務所へ相談にいらっしゃるケースがあります。


複数のハウスメーカーから相見積りをとって

比較検討するお客様が多いのですが

不思議とどのハウスメーカーも同じような価格で出てくることが

少なくありません。

以前、木造・3階建てアパートの建設費の見積もりを依頼したところ

示し合わせたかのように５社とも同じ１億２千万円で

見積り書が上がってきたこともありました。

「情報が漏れてどこかで談合でもしているのかしら？！」と驚いたものです。



ただし、明細をよく見ると、

ハウスメーカーによって内訳は実にバラバラで

中でも差が大きい項目のひとつが「解体費」です。



以前、大手ハウスメーカに見積りを依頼したお客様の例ですが、

取り壊すアパートの解体費用はまったく異なっていました。


Ａ社:３８０万円

Ｂ社:６５０万円


さらに、ハウスメーカーによって、

廃材の撤去処分費用が解体費に含まれていたり

撤去処分費用は別に支出項目がとられていたり

項目が統一されていないので、比較がしづらいというか

いったいいくらが相場価格なのかさっぱり分からない見積もりでした。


解体工事


こういったケースは珍しくなく

時々お客様が持ってくる見積書を見せてもらうと

解体費に開きがあることが珍しくないのですが

全体計画の総工事費が同じくらいであれば

一つ一つの明細は気にしないお客様が多いのも事実です。



また、全体の価格が大きいので、

解体費の数百万円の差が麻痺して分からなくなっている

という理由もあって、解体費を追及する人は多くないと思います。


でも、待ってください。

２００～３００万円あれば車１台買えますし、

キッチンや浴室をグレードアップすることだってできますよ。



当事務所では、大手工務店の解体工事を専門に行ってきた実績のある

解体業者からきちんとした解体費の見積もりを出してもらった事例を参考に

ハウスメーカーの見積もりが妥当かどうか

チェックすることもさせていただいています。

もしも、解体費が不当に高ければ

解体工事はご自身で別業者に依頼してもいいのです。


誠実で実績のある明朗会計の解体屋さんの紹介もさせていただきます。


もちろん、アパート経営の事業計画自体の診断もさせていただきますが

こうした一つ一つの細かい項目のチェックまでさせていただきますので、

アパートや戸建ての建て替えで

第三者の専門家に相談したいといった方は

平井ＦＰ事務所までお気軽にお問い合わせください。


平井ＦＰ事務所は住宅ローンや不動産相談に強い独立系ファイナンシャルプランナー事務所です。住宅ローンやアパートローン、不動産購入に関することはもちろん、教育費、老後資金、保険の見直し、税金・相続対策など様々なお悩みにお答えします。

金融機関や不動産業者ではなく、第三者の専門家であるファイナンシャルプランナーに相談したい方、東京はじめ首都圏でのご相談は、お気軽にお問い合わせください。


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