東京独立系ファイナンシャルプランナーの平井美穂です。
意外と知られていませんが、住まいにかかる消費税は
建物のみに課税され、土地は非課税となっています。
また、中古住宅を個人の売主から買う場合は
建物価格に対しても消費税は課税されません。
消費税は
「事業者が対価を得て資産を譲渡する場合」に課税され、
個人間売買は対象外となっているからです。
ちなみに、中古住宅でも、個人から買い取った物件を
業者がリフォームして再販売する物件を買う場合には
売主が事業者であるため消費税が課税されます。
さらに、建物に課税される消費税の税率は、
売買契約時ではなく
建物引渡時の税率が適用されます。
新築大規模マンションのように
契約から入居まで2年半ものタイムラグがある場合
例えば契約時は5%であった消費税が
引渡時には8%に上がっていたという
ケースがあります。
これまで消費税が引き上げられるタイミングでは
こうしたトラブルを回避する為に
増税の半年前までに契約した人は
引渡が増税後であっても増税前の税率を適用する
経過措置がとられています。
増税前の時期には、駆け込み需要が旺盛になります。
ただし、過去の事例では増税後に買った方が得だったケースもあります。
増税後にローン控除が拡充され、
住まい給付金という助成金が新設されたためです。
増税のタイミングでは
住宅需要の冷え込みを防止するために
さまざまな政策がとられることが多くあります。
増税の際には消費税の負担が重くなる面ばかりが
マスコミで報道される傾向がありますが
その他の制度政策も考慮に入れ
どのタイミングで購入するのが良いかじっくりと見極め、
あわてて購入して失敗することのないようにご注意ください。
意外と知られていませんが、住まいにかかる消費税は
建物のみに課税され、土地は非課税となっています。
また、中古住宅を個人の売主から買う場合は
建物価格に対しても消費税は課税されません。
消費税は
「事業者が対価を得て資産を譲渡する場合」に課税され、
個人間売買は対象外となっているからです。
ちなみに、中古住宅でも、個人から買い取った物件を
業者がリフォームして再販売する物件を買う場合には
売主が事業者であるため消費税が課税されます。
さらに、建物に課税される消費税の税率は、
売買契約時ではなく
建物引渡時の税率が適用されます。
新築大規模マンションのように
契約から入居まで2年半ものタイムラグがある場合
例えば契約時は5%であった消費税が
引渡時には8%に上がっていたという
ケースがあります。
これまで消費税が引き上げられるタイミングでは
こうしたトラブルを回避する為に
増税の半年前までに契約した人は
引渡が増税後であっても増税前の税率を適用する
経過措置がとられています。
増税前の時期には、駆け込み需要が旺盛になります。
ただし、過去の事例では増税後に買った方が得だったケースもあります。
増税後にローン控除が拡充され、
住まい給付金という助成金が新設されたためです。
増税のタイミングでは
住宅需要の冷え込みを防止するために
さまざまな政策がとられることが多くあります。
増税の際には消費税の負担が重くなる面ばかりが
マスコミで報道される傾向がありますが
その他の制度政策も考慮に入れ
どのタイミングで購入するのが良いかじっくりと見極め、
あわてて購入して失敗することのないようにご注意ください。
| 17:25 | 未分類
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