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入居がだいぶ先の新築マンションを契約する際の注意点

最近人気の大規模新築マンションは

契約してから入居まで1年以上先のことが

よくあります。

販売初期の早い時期に契約した人だと

入居が2年以上先のこともあります。


新築マンションは

「青田売り」といって

マンション完成前に売却するのが主流で、

大規模マンションの場合

完成・引渡まで2年以上かかるような物件も

珍しくないからです。



そして、契約から引渡まで2年も期間があくと

中には引渡前に状況が変わり

購入キャンセルする方もいらっしゃいます。

私がマンション販売をしていた頃にも

親からの反対や、転勤、婚約破談などの

理由で契約後にキャンセルされるお客様が

いらっしゃいました。


実は私自身も今住んでいるマンションを契約してから

引渡しまでの2年間に転職と出産を経験し、

契約時と入居時では

状況がまったく変わっていました。

こういう話は決して珍しいわけではありません。


新築マンション契約後、

転職や家族構成の変化により

購入をやっぱり辞めようかと

相談に訪れるお客様が当事務所でも

いらっしゃいます。

ですが、契約キャンセルとなると

支払った契約金は戻ってきません。

契約金は物件によりますが、

売買価格の10%が一般的です。


売買価格5000万円の場合は

契約金500万円。

500万円もの大金を放棄するのは

痛い損失です。


住宅購入の際は30年後、

さらにその先の老後生活までシミュレーションして

予算を決めていただくように

当事務所ではご提案しています。

ところが、30年後どころか、

引渡前に状況が変わり

キャンセルせざる得ないというケースもあるので、

今後ありえる家族の状況の変化を

ご家族でよく話し合ってみてから

住宅購入の決断をするよう

お気をつけください。

| 15:46 | 未分類